紀州釣り専科!花よりダンゴ ミニブログ

紀州釣りのことを記録した過去の短編釣行記です。

兵庫県 家島諸島 防波堤 永易流王座予選2010

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永易流王座予選2010


予選当日。天候にも恵まれ絶好のコンディション。今年も精鋭が集まり、熱き戦いが始まった。


 


 


 


 


簡単に大会内容を書くと、勺の使用、空団子の投入が禁止。あとは普通の紀州釣りで、参加者27名中、7名が翌週の決勝に進出できる。去年に比べ、2週連続で開催の為か、少ない。


私の抽選番号は12番で、降りたポイントは、坊勢島の神社前の外側の大波止の基部で、3名が下ろされた。そのメンバーは、名手永易さん、安定的な釣果を出すAさん、そしてムラのある私(汗)。


適当に永易さんがポイントを選択し、続いてAさんが地方よりに、私は、先端寄りか、さらに地方寄りか悩むも、やはりノッコミは地方寄りかと永易さん、Aさんに気遣い頂き、さらに内側に入れて頂く。


結果から書くと、永易さんの一人舞台。


私とAさんは、お手上げの状態だった。あの安定した釣果を出すAさんもあかんとなるとかなり難しい状況だろうか。


私は、その基部の付け根で、釣りを開始したものの、漁船の波が押し寄せ、複雑な潮に加え、どうも藻が切れて、海底に横たわってる感じで、浮きがシモリ気味で、団子の割れがさっぱり確認できず、混乱した。ウキの浮力も変えたり、色々試みるもらちがあかないので、場所移動を早々と決意。先端側の永易さんの邪魔にならないようかなり離れて釣りを再開。


場所を変って、いつもの釣りに戻るも、歯が立たずの撃沈。まぐれでも釣れない。凹むわ・・・。


 


かんなり落ち込んだものの、今日まで何故ダメだったんだろうとひたすら考えたがひとつの答えを見出した。


まー外れてるかどうかは試釣しないとわからないものの来週は、王座の決勝、邪魔をするわけにもいかず、そういうことにしとこう(笑)


こんな機会は滅多に無く、永易さんの釣りをずーーっと盗み見してたんだよね(笑)


大会結果の場で、ばくだんさんと永易さんがヒントをいってくれたのと永易さんの釣りを見て何故ダメだったのかを解説すると、


まずは、永易さんとばくだんさんの言葉


 ・ばくだんさん 「締めて、1分くらいで割る」


 ・永易さん
  「団子の表面をざらつかせて沈下スピードを遅め、チヌの視線を海底に、そしてやる気のあるチヌだけが拾えた」


要は、チヌが浮いて居て、どうやって浮いているチヌを下に意識をやるか、さらに餌取がいるので持たせると言った具合と解釈。


これね・・・、私もやってるんだな・・・。確かにチヌが浮いてるとは思っても見なかったのは事実。前日の試釣で、トントン(底切り)で釣れたヒントがあったんだが・・・。


あの試釣では、結構、持たせて釣ったし、そう言う考えにはならなかった。


永易さんの釣りを見ても、底を切ってるようには見えず、時折、着水と同時に団子の煙幕が出てたから、てっきりやる気の無いチヌに少しでもやる気をださせようとしてるのかと思っていた。


では、何故、私があかんかったかは、舞鶴や和歌山とか、餌取が皆無で、チヌの食うタイミングというか、チヌが食い気を起こすタイミング(団子にもっとも近づくタイミングとも言えるかも)で団子を割っていた。これがあかんかったと思う。


サシエが残るタイミングでチヌを待つのが正解だったかな。ついついサシエが取られるもんだから嬉しくなって、そのタイミングでチヌよ食え!見たいな釣りをしていた。餌取のタイミングでなんでサシエを出したんだろうか、なんでサシエを残すタイミングで釣らんのか?!


あほや・・・。


試釣もそんなタイミングでやっていた。ただ、餌取が予選よりも少なかったんだろう。


まー浮いてるという発想はなかったものの、残せさえすれば1枚くらいは食いついたんだろうね


しかし、フカセ有利な条件で結果を残す予選通過者は、やっぱすごい。舞鶴の道沿いもいるんやろうな・・・。


まだまだ精進せねば(´ρ`)


 


 


○つかさん!予選通過おめでとうございました。決勝、頑張ってくださいね。柳○さん、お疲れ様でした。初家島初釣果さすがですね!またご一緒しましょうね


大会開催事務局の皆様、どうもお疲れ様でした。


 


PS:舞鶴道沿いの皆様、応援ありがとうございました。期待にこたえれず申し訳ない!やっぱ本番に弱いのかも(笑)


 


釣 果 : ボーズ


サシエ : ボケ、加工オキアミ、虫、サナギ、コーン


餌 取 : フグ、ベラ、コブダイ


水 温 :20℃