永易流王座決定戦2009 予選 家島諸島
永易流王座決定戦2009 ~予選~
紀州釣りクラブのフリーダム主催「永易流王座決定戦2009」に参戦。
この大会は、予選と決勝の二日間で争われ、予選の上位10名が翌日の決勝に進むことができ、決勝は、場所の不公平が無いように、1位者は、10位者のポイントに、2位は、9位のポイントに入る実力重視の大会ではないであろうか。条件は、勺を使用できないことと、決勝のみ与えられた団子材(サシエ除く)で戦わねばならない。
私は、家島諸島の本島の沖にある「沖一文字」に降ろされた。偶然、M原さんと同じになったのだが知り合いがいると楽しい気分になる。そのポイントには、4名降ろされ、抽選番号の若い順にポイントを決めることができる。私は、一番最後の選択権で良い場所と思われるポイントを内向きに端から順に取られ、中央で出さないといけなくなり、思いきって、一番端の突堤から山に向かって釣り座を確保した。
M原さんの解説だと内向きは、2枚潮、当て潮、沖に払い出す潮など、がかなり複雑になり、難易度が高いという。私は、山に面して釣りをすることで左右のみの潮流だろうと先端に陣取ったのだ。
思惑通り、潮は左右にしか流れず、釣りやすく、さらに棚も家島らしからぬ2本程度の水深だった。
団子の割れも上々で、サシエが残らず、コーンを中心に攻める展開になった。しかし、その餌取りの中心がフグ!
沸いてるがな・・・( ´△`)アァ-
ハリがかなり無くなり、締めても数秒で割られ、場所替えを思案してると
威勢良くウキが消し込み、歳無し?みたいな強烈な引きが竿を伝う。
閉め込みを幾度と耐え、海面に姿を現したのは、初の「コブダイ」だった。(笑)
これを機に場所替えを決意して、M原さんとお隣の方の間隔広い為、お断りを得て、そこに鞍替えした。
このポイントは、沖に行くほどかなり深く、結局、どれくらいの棚かわからず、釣りをしただろうか。竿4本以上あるのは、わかるのだが・・・。
残り時間の少なく、餌取りの少ない層を狙い、遠投を敢行した。
M原さんの情報では、今日の渋さでは、3枚揃えると決勝の可能性を秘めるという。既にM原さん2枚釣ってるし・・・(;´▽`A``
むちゃ難しいながらも、当て潮が強烈な時に海中のウキの当りで、30台のチヌをまずゲット!
続いて、沖に払い出す潮のときに、トントンで探ってるとこれまた同型のチヌを仕留めることができた。
あと一枚のときに向い風が強烈になり納竿!
2枚は、決勝は無理かと発表を待つと7位で名前が呼ばれ、かなり嬉しかったことを覚えている。
その夜は、敗退者も含め、つわものの宴が執り行われ、楽しい、時を過ごした。
隣がマルキューカップ優勝者のY尾さんで、攻め方の秘話も聞けて、非常に勉強になったことを覚えている。この時すでに生中3杯はいってたんではないだろうか・・・(笑)
いやー懇親会は楽しいし、良い助言も聞けるので非常に勉強になる。
お隣が、ベッティーさんだったとは・・・
最近知り合った徳さんは、予選2位!やるなぁ・・・
釣 果 : チヌ 2尾 (30cmx2枚?、900g)
サシエ : ボケ
餌取り : フグ、ベラ、チャリコ
水 温 : 28℃?