京都府 舞鶴湾 地磯 やっぱ動かしたらあかん
やっぱ動かしたらあかん
今週は、なんと賑やかな釣りだったろうか、舞鶴の仲の良い常連さんと半蔵さんも交えて大集合となった。
基本的に常連さんは、フカセ釣り、半蔵さんと私は、紀州釣りで、小さなワンドを攻める。
ワンドの両サイドに常連さん(ハシモトさん、ムラタおじいちゃん(笑)、ナカヒラさん、スガさん)に挟まれる形で、半蔵さんと私という位置づけだ。
フカセのコマセは、高集魚、同じラインで勝負すると寄せ負けするのは歴然!よって、前回同様、半蔵さんと私は、大遠投する。
ムラタさんにも言われたが、何故遠投するのか?
確かにこのポイントは、竿下がポイントなのは周知の事実。フカセの釣り人が入ると、コマセにチヌが浮いたり、集魚の差で、寄せ負けする。フカセは、全層攻めれるが、紀州釣りは、海底で攻めるしかできない。もちろん底切りもできるが、今の時期は、深追いするようなチヌは少ないことが要因だろうか。
遠投の利点は、日中に限るが、餌取りが少ない、チヌの警戒心も薄い、潮通しが良い、ことがあげられる。その反面、遠投すればするほど技術的な難易度が上がる。これがまた難しい。半蔵さんは、その技量を持ち合わせている。
日が暮れると(ケミや電気ウキが必要になる時間帯)、この逆になる。竿下の駆け上がりを攻めるのがセオリー。
チヌは、昼間は、沖の瀬やシモリ、深場に身を潜め、陽が落ちると浅瀬に回遊してくると思われる。
まとめると、できる限り沖で、ポイントを作り、チヌが沖から来るのを迎え撃つというシナリオだろうか。これは、フカセの人たちと竿を出す時に限りですが。
さて、当日の釣りだが、午前中は、雨の影響なのか、潮が川のように流れ、濁りが入り、その濁りは赤潮系に近い潮で、どうしようもない時間が続いた。
昼からは潮も澄み、普通に戻ったので、仮眠十分で釣りを再開しただろうか。
この1か月近く、ノッコミチヌの検証をしたが、やはり、サシエを動かさない方が釣れると思われる。
動かしても釣れないことはないが、食い気のあるチヌは少なくて、サシエを追ってまで食うやつは少ない。
ここ最近2回の釣果が物語っている。
あとは、集魚もアミエビをドバーっと入れればいいような感じでもなくて、いろいろ試した結果、一回の団子には、アミエビは200ccカップ3杯を基本として、様子をみつつ、増量していくことが望ましいようにも感じた。
今日の釣果は、15時30分に大遠投で、団子が割れた瞬間に釣れた。前回は、団子を割ったんだが、今日との違いはわからない。そして2尾目は、陽が落ちて、19時30分ごろに竿下(正確には2本)にウキを置いて、サシエを安定させて釣れた。
あとは、サシエだが、オキアミはかろうじて残らず、ボケは残る感じだったので、ボケで攻めたが残れば食い気のあるチヌは、サシエに食いつく。試してはいないがボイル系でも釣れたと思う。
半蔵さん、ハシモトさん、ナカヒラさん、ムラタさん、スガさん、お疲れ様でした。
釣 果 : チヌ 2尾(33cm、42cm)
サシエ : ボケの頭
餌取り : マルタ、フグ、なにやら吸い取る系
水 温 : 18℃