京都府 若狭湾 防波堤 ⇒ 舞鶴湾 地磯 待たせる季節到来
持たせる季節到来
最近は、夜も蒸し暑くなって、それに合わせて餌取りも増え、団子の配合に悩む時期がやってきた。
今週は、以前から一度行って見たかった宮津周辺の島陰防波堤に釣行した。
宮津と言えば、若狭湾西部では、一番ノッコミが早い場所だ。5月の後半ともなれば防波堤まで回遊してこないかと睨んだのだ。
行く事前情報では、ノッコミ情報よりもある渡船屋(え○だ渡船)の悪評のみ聞こえていた。その周辺の磯、防波堤を我が物顔で、他渡船の客や自身の客にも陰湿な手口で迷惑をかけるそうだ。
私がその防波堤に到着したのが、夜中の3時頃で、防波堤を見て回っていると、なにやら食道からおっさんが出てきて、
「ここに車止めるな!」
「どこから来たんや?」
「どこの餌屋から聞いてこの場所に来たんや?」
「こんなとこで魚なんか釣れるか!」
「チヌ?はぁ? あはは、チヌなんか釣れたら10万円やるわ!」
などなど、一人勝手にほざいてるおやじが出現!
これがあの有名な悪名高き「え○だ」のおやじだろうとすぐにわかった。
ただ、噂では、他渡船の船を壊したとか、放火したとか、いろんな噂が飛び交っているため、私の車に危害をくわえないか心配で仮眠すらできない。
ほんとこの手のおやじは、かなり言い合いしたが、それ以上にやると何されるかわからんので、引き下がったが、やる前にこれでは、やる気も失せる。
午前中は、その防波堤で竿を出したが、いつ、後ろから、もしくは、ポイントを壊されるか心配で釣りどころではなく、確かにおやじのいう通り魚の活性も皆無で、寝ずの釣りも答え、早々9時過ぎにギブアップして、場所替えを決意。
う・・・ん、いい場所なんだが、このおやじをなんとかせねば釣りにならない。それにチヌ釣ったら10万円もちともったいない。リベンジはいずれするとして、皆さんこのおやじに注意ください。
そうなるとやはり舞鶴の鉄板ポイントに行くことに。
着くとだーれもいない。
たぶん餌取りが出てきて、にわか釣り師が居なくなったせいだろう。
今日の天候は、夕方から崩れる予報なんで、早い段階に勝負が必要と寝る間を惜しんでそのまま釣りを再開。
フカセ釣りの方がおらず、貸し切り状態なので、今日のポイントは、竿1~2本の駆け上がりを狙う。
始めると一週間でこうまで違うのか!と思わせるぐらい、餌取りが沸いている。
まずは、コノシロが沸いて、スレでかかる・・・
続いて、マルタ(ウグイ)が釣れた。
こいつが来るとチヌが来てると経験で察知!団子を割るタイミングを見ながら残る餌を探り、結局、今日もボケの頭で44cmのチヌを仕留めた。
14時50分の釣果だ。
同じタイミングで探るもサシエが残り、チヌが食わない。いろいろとタイミングや配合に手を加えたり、仕掛けも変えたが、結局、夕方の降雨を持って納竿とした。
なんだろう・・・、うーんって感じだ(笑)
まー以前に比べると今年は、かなり成長してるだろうか、良しとしよう。
餌取り皆無、フカセに有利な状況の紀州釣りの何かが今年は見え隠れした。
来年は、この継続で、どう結果がでるか楽しみだ。
さて、これからは餌取りの活性も上がり、締めなあかん季節が到来ですね。
釣 果 : チヌ 1尾(44cm)
サシエ : ボケの頭
餌取り : コノシロ、マルタ、フグ、磯ベラ
水 温 :19℃