三重県 熊野灘 防波堤→地磯 志摩のノッコミ
志摩のノッコミ
連チャンの2日目。南紀から半蔵さんが気遣ってくれて、志摩のノッコミ偵察に同行してくれることになった。
まずは、
ノッコミと言えばここと言われる防波堤にポイントを構えることにした。この防波堤は、沖までかなり遠浅で、ポイントは、竿2本の駆け上がりが狙いとなる。棚は、2ヒロくらいだろうか。
暗いうちから開始するも、北西の風が強く、釣りづらいというよりも寒さがかなり堪える場所だった。
釣り始めるも前日の雨の影響だろうか、かなり活性が低く、私の方は、オキアミが残る状況で、半蔵さんの方は、たまにフグらしき魚がサシエをかすめてるようだ。
こんな浅場は、陽が昇るまでが勝負と寒さに向き合うもののサシエがまったくとられない。半蔵さんは、陽が昇ってすぐだろうか?竿を曲げた。チヌ30cmというこの時期にしては、小さいチヌがあがった。
それからは、お互い寒さとの戦いで、かじかむ手を休めて続けるもサシエがなくなる気配もなく、私は、早々と戦意を喪失して、仮眠することにした(笑)
それも半蔵さんに気づかれないようにコソっと仮眠についたのだ・・・。
小一時間仮眠をとって、半蔵さんの状況を確認するもあまりよい状況ではないらしい。しかし、この寒さの中、竿を出し続ける半蔵さんの情熱には関心させられた。
私は、こんな浅場(2~3ヒロ)の場所での、ノッコミは、朝夕のまずめ以外は、交通事故的な釣りと考えているので、ここまで熱くなれないのだろう(この考えはのちに打ちのめされました。3月21日釣行記参照)
さすがの半蔵さんも昼近くになると、場所替えを提案されたので、次なる私好みのポイントに連れて頂くことになった。
場所を転々と下見し、4ヶ所目のポイントが舞鶴の釣り場に似ていることから無理を言ってこのポイントに入ることにした。
このポイントは、舞鶴にそっくりで、竿したが浅く(30cm)竿1本くらいから駆け上がりになっていて、チョイ投げで竿2本の深さなのだ。こういう場所は、ノッコミ(回遊)チヌの通り道になるケースが多く、サシエがとられなくてもウキが沈めばチヌということが多い。
早速、開始するとアミエビを入れすぎたのか、フグが早々と竿を曲げる。どれだけいるねん!くらいフグが沸いてる。
チヌがよればフグもおとなしくなると夕方の時合いに期待したものの辺りが暗くなってもフグ様の気配は消えることがなかったので、納竿とした。
たぶん、水温も低く(13~14℃)、フカセなら釣れそうな状況だったかも知れない。この水温の紀州釣りにはまだまだ課題の多い釣りだった。
しかし、新規開拓は疲れる。おかっぱりで、志摩のノッコミを味わうためにもまだまだ開拓に励みたい!
釣 果 : チヌ ボーズ
サシエ : オキアミ、ボケ
餌 取 : am:皆無 pm:フグぎょーさん
水 温 : am:15℃ pm:13℃