紀州釣り専科!花よりダンゴ ミニブログ

紀州釣りのことを記録した過去の短編釣行記です。

三重県 熊野灘 防波堤 粘り勝ち

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粘り勝ち?!


先週は、仕事の関係で、釣行ができませんでした。1週空いて、やる気マンマンの私です。半蔵さんと同行して、去年、ボーズを食らった場所に行ってきました。ちょうど一年ぶりのポイントではないでしょうか。


 


 


 


当日の予想は、北西の風が強く、風裏となる場所を半蔵さんと相談して、大物一発のポイントに釣行しました。


ここは、昨年、ボーズを食らった場所でもあり、リベンジを込めて、挑みました。


半蔵さんは、暗いうちにスタートし、私は、ゆっくり目で、辺りが薄っすらと明るくなった頃に開始。


渋いと予測していた通り、サシエが2時間経過しても残ってきます。半蔵さんの方は、たまにフグがサシエに触る程度の状況でした。


私の方は、集魚を抑え目で、始めて、どうしようか考えましたが、集魚を上げるより、そのまま低集魚の団子で通す方がいいかなと、団子に工夫をして、餌取集めに集中する事にしました。


餌取の活性を上げるための術を最近探って来ましたが、確信に近づいたような気がします。まだ、答えは言えませんが、もう少し、試してからご紹介できればと思ってます。


そうこうするうちにウキに変化は起こらないもののサシエが吸われるようになって、いい感じになりましたが、昼前には、また、サシエが残る状況に陥りました。


ほんま、サシエが残り続けると気力が失せますわ


半蔵さんは、この場所に見切りをつけて、お隣の漁港に移動しようと提案してくれますが、風が西風で、そのポイントは遠投が必要なこともあり、敬遠させてもらいました。


実は、引越しするのが面倒なだけだったかも知れません(笑)


それが命運を分けたのか定かではありませんが、休憩を挟んで、集中して釣りをすると2投目にウキに前アタリが出て、スーッとトップが入ったときにあわせると30cm弱のチヌがボケで上がりました。


おお!いるやんけ!と半蔵さんに電話入れて、続けました。


ここぞとばかしにさらに団子に工夫を入れ、勝負に出ると、チヌが結構居るのか、ウキにあたりが出だしました。


団子を割ってるんでしょうね。チョンとアタリが出て、サシエが無くなるパターンと本アタリが出るパターンが混じって、かなり苦戦しました。


オキアミには、見向きもせずに、ボケに反応するような感じですかね。


それに気付いてからは、ボケオンリーで勝負に出てました。


終わってみれば、最長寸45cmを頭に6枚の釣果です。


竿納めにしては、上出来の内容で終えることができました。


振り返ると、チヌは、かなり居たような気がします。掛けてバラシたのが3~4尾程あって、ハリ掛かりが浅かったのか、途中で、外れるような感じでした。ボラも考えましたが、スレで鱗が掛かって来ましたがチヌの鱗でした。それくらい居たんでしょうかね(笑)


団子の割れがわかる棚で攻めたり、ハワセ方向でやったりしたけど、なんとなくですが、トントンから気持ちハワセ方向の方が良かったような気がします。


後は、アミエビの量もかなり抑え目で行ったのもいい方向にでたような気もします。


冬は、高集魚団子と言う定説は、ほんまなんでしょうかね・・・。疑問を感じます。


 


さて、良い結果で、今年の釣りを終えることができました。これもひとえに半蔵さんのポイント選択のお陰です。いつもどうもありがとうございます。


そして、当HPを閲覧頂いた皆様にも一年間、ありがとうございました。この釣行記が少なからず皆様のご参考になれば幸いです。


皆様、良いお年をお迎えくださるようお祈り申し上げます。


 


釣 果 : チヌ 6尾(20cm~45cm)


サシエ : ボケ


餌 取 : フグ、ハゼ  ※居ないと言っていい状況でした。


水 温 : 15.5℃