紀州釣り専科!花よりダンゴ ミニブログ

紀州釣りのことを記録した過去の短編釣行記です。

三重県 熊野灘 防波堤

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衝撃!


 今回も三重県に釣行。またまた2連荘の釣行です。先々週にK君が11枚揚げた場所に初日は行って見ることにしました。


 


 


 


 


 


 


今回も半蔵さんと同行しましたが、対岸に位置する場所でそれぞれ釣りをすることに。


はっきり言って、私の釣りよりも「鳥羽の名人」と言われる方の話をしましょうね。ちと、衝撃すぎて今までの自信が揺らぎました。半蔵さんも14枚釣られて、それも凄いんですが、鳥羽の名人は、私の横で20枚揚げたんですね。


状況は、紀州釣り師、正確には、グレ狙いも混じって、紀州釣りで7人が10m感覚で竿をだしてたでしょうか?私が先端から並び、鳥羽の名人の弟子、名人、地元の方々と言うような順で、この防波堤の好ポイントに名人と地元の方々が陣取ってたようです。


ポイントの状況は、竿2本くらいで、チヌや餌取の活性はかなり低い状態です。アキアミが残り、チヌが団子を割らない状況と言っときます。


そんな最中、名人は、私たちを尻目に黙々とチヌを釣り上げます。途中、トラブルがあって、名人の釣り座は、10m程変わってはいましたが、そんなの関係なく釣りまくってます。先週も24枚釣ったそうです。


結果、私は、5尾。以外は、皆さんボーズです。私も結構頑張ったんですが、そんなのお構いなしに名人は、平均的にポツポツと釣ってました。


手を休めて、名人の見学に行ったんですが、団子は、見た目は普通で、釣り方は、ソフトボールよりも小さい団子を上層から濁りを出すような団子で、気持ちハワセてました。


カラシウキって言うんでしょうか?感度の良さそうな寝ウキで、団子を30秒くらいで割って、寝ウキが立ち上がり、少し入って、静止したアタリを拾われてます。


誰も釣らない時間帯にバカバカと釣るんですよね


10枚は、釣れても20枚を釣るような状況じゃないことは、私でも分かりました。


半蔵さん、地元の人いわく、あの人は別格らしいです。どうやら団子に秘密があるらしいですが、名人の団子にチヌが寄ると、言われてるくらい噂があります。


何が違うんでしょうね・・・


まずは、団子ですが、触らせて頂いたんですが、しっとりした手触りで、名人いわくグレ狙いだそうで、サナギは全く居れず、アミエビは最初の団子に入れられてたようです。この日は、3回団子を作られてました。でもね・・・。グレ狙いと言いながら押し麦はいってるんやな・・・(--; それと集魚は、グレ用の何かが入ってるようです。触った感じは、糠と砂がベースでした。あとは、アミエビの2kgの袋を2枚終わりがけに洗ってるので、かなり入ってるようにも思いました。


釣り方は、なんせ渋い状況だったので、チヌ臭いアタリは、ビュンビュン合わせる釣りですかね。マルキュー大会でご一緒した潮都会の方の釣りに似てるかな・・・。


あとは、団子の煙幕で、チヌが寄ってるような感じを受けました。団子が着水と同時に崩壊を始め、着底時には、団子が半分くらいになって、30秒くらいでサシエが出るような感じでした。グレ狙いだとそんな釣りをするんでしょうか。あれだけ煙幕を出すと上ずらないのかな・・・。


うちのK君の状況も11枚釣ったときは、誰も居ない中での11枚だったので、単純に比較できませんが、かなり渋く、オキアミが残るけど、良平ウキは消し込んだといってたしね。私の釣れたチヌは、半分は、シブシブを拾ったかな・・・。もちろん途中で、チヌが食ってサシエをとってそうな場面があったので、永易ウキSSにスイッチして、後半は拾ったでしょうか。


仕掛けは、グレの40オーバーが出る場所なんで、かなりの太仕掛けです。これは、私の方が細仕掛けなんで、あんまり関係ないような気がします。


 


あー、さっぱりわからん!この渋い状況で5枚で満足してたらあかんと言うことが分かり、まだまだ頑張らねばならんですね。


しかし、世の中、凄い人居るもんですね。


半蔵さんの14枚もお見事でした。


 


釣 果 : チヌ  5尾(22cm~30cm)


サシエ : オキアミ、ボケ


餌 取 : フグ、オジサン


水 温 : 20℃前後だと思います。